親ウクライナ・パルティザン勢力、ロシア工場の巡航ミサイル製造に関する文書を公開
親ウクライナ・パルティザン勢力「アテシュ(炎)」は19日、ロシア連邦の巡航ミサイル「Kh32」を製造する企業に関する機密文書を公開した。同文書によれば、2024年を通じて、同企業では同ミサイルを224弾製造する予定だという。
アテシュがテレグラム・チャンネルで文書写しを公開した。
投稿には、「以前、私たちは、私たちのエージェントがドゥブナ機械製造工場(Дубненский машиностроительный завод)に侵入し、巡航ミサイル『Kh32』製造に関する機密文書を取得したと伝えた。その際私たちは、製造計画と現実の企業の能力について把握していた」と書かれている。
アテシュは、同工場は2022年の製造計画を達成できなかったと指摘した。さらに、アテシュは、ロシア防衛産業複合体局長を務めるアンドレイ・ペレグドフ氏が同企業の総裁に対して、ミサイル「Kh32」の製造数を増加するよう要求しているとし、「2024年は、224弾のミサイルの製造が予定されている」と伝えた。
同時に、同工場の製造ペースは、過去数年同様、すでに予定から外れているとも指摘されている。