ウクライナ政府の軍籍情報アプリを使って兵役義務者約117万人が個人情報更新

ウクライナ国防省にてデジタル問題を担当するチェルノホレンコ次官は28日、現時点で官製スマートフォン用軍籍情報アプリ「レゼルヴ+」にて、約117万人の兵役義務者が自身の個人情報を更新したと発表した。

チェルノホレンコ次官がテレビ番組「統一ニュース」出演時に発言した。

チェルノホレンコ氏は、「私たち、国防省、デジタルチームは、国民の責任感をとても評価している。現時点で、自分のデータを更新した兵役義務者は125万人以上であり、その内約117万人がアプリ『レゼルヴ+』を通じて更新した」と発言した。

同氏はまた、ウクライナの各種プロセスのデジタル化は人気を証明しているとし、ウクライナ国民は利便性を評価しており、アプリは個人情報の更新手段として最も人気となっていると指摘した。

加えて同氏は、「地域採用・社会支援センター(編集注:徴兵機関)でも4万8000人の国民がデータを更新し、行政サービス提供センターでも約6万8000人が更新した。国外では、約1万5000人の兵役義務者が自らのデータを更新している」と報告した。

その他同氏は、「現在私たちは徴兵除外枠に関して経済省によるデータ更新プロセスにあり、私たちは、システムのレベルで除外枠に関するデータ更新を行う。人々は、『レゼルヴ+』内で申請するだけで、除外に関する自分の現在状況を見られるようになる」と伝えた。