「ロシアに黒海艦隊を失うかもしれないという恒常的恐怖を与え続けるべき」=ウクライナ海軍司令官

ウクライナのネイジュパパ海軍司令官とハウリリューク第一国防次官は、英国のバンフィールド海軍提督とノルウェーのアンデルセン海軍提督と会談した。

海軍がフェイスブック・アカウントで伝えた。なお、英国とノルウェーは、ウクライナの海軍能力強化を目指す連合の共同議長国を務めている。

発表によれば、会談時、ウクライナ側はパートナーに対して、「海洋能力連合」本部とウクライナ海軍司令部専門家チームとの活動のおかげで、ウクライナ海軍能力は着実に成長していると伝えた。

ネイジュパパ司令官は、「現時点で策定中のプロジェクトは、さらに信頼できるウクライナ沿岸防衛を確実にするものだ」と発言した。

さらに同氏は、「私たちは、敵への不愉快なサプライズを作り出すことで、敵を恒常的に緊張と黒海における艦隊を失うかもしれないという恐怖の中にとらえておかねばならない」と強調した。

双方はまた、「海洋能力連合」の機能に関する喫緊の課題や今後の協力発展の方向性について協議した。

またハウリリューク氏とネイジュパパ氏は、パートナー国に対して、ロシア侵略と戦う上での支援につき謝意を伝えた。