フランスはウクライナへ数百人の軍指導官を派遣する予定=ロイター

複数同盟国の懸念やロシアからの批判があるにもかかわらず、フランスは近々ウクライナへ軍指導官を派遣するかもしれない。

ロイター通信が報じた

関係者の話では、フランスは来週のゼレンシキー宇大統領の同国訪問時に同決定を発表するかもしれないという。

2人の外交官は、フランスはまず派遣可能性を評価するために限定された数の人員を派遣し、その後、数百人の指導官をウクライナへ派遣すると述べた。

また、その際の訓練は、地雷除去、装備品の運用能力維持、西側から提供される戦闘機の技術的専門知識が中心になるという。

フランスはまた、ウクライナの自動車化旅団へ資金を提供し、武装させ、訓練していくという。

これに先立ち、ウクライナ軍のシルシキー総司令官は27日、フランスがウクライナに対してウクライナ軍人訓練のために指導官を派遣するとし、自身は関連の許可に署名を行ったと発表していた

また、フランスのマクロン大統領は、ウクライナのゼレンシキー大統領がノルマンディ上陸(Dデイ)80周年記念行事に合わせて来週フランスを訪問すると発表した。その際、記者から、フランスの軍指導官がウクライナへすぐに派兵される可能性に関して質問されると、マクロン氏は、「噂にはコメントしない」とし、「調整されていない、失敗したコミュニケーション」を非難している。