オランダ提供の「F16」はまもなくウクライナへ送られる=オロングレン蘭国防相

オランダのオロングレン国防相は1日、オランダが提供する戦闘機「F16」はまもなくウクライナへ送られると伝えた。

オロングレン国防相が現内閣最後の活動日の下院への書簡の中で伝えた。ウクルインフォルムのハーグ特派員が伝えた。

オロングレン氏は、「2023年12月22日と2024年2月5日に、下院に対して、ウクライナへのオランダの『F16』24機の準備と発送に関する情勢展開について報告した。これまでの軍用品のウクライナへの供与に関する6月13日付情報に加える形で、私は、外相と外国貿易・開発協力相も代表しつつ、最初の航空機の供与がまもなく行われることを報告する。ウクライナへの軍用品輸出に必要な許可は出されていることを下院に伝える」と書いている。

「F16」は「まもなく」送られるとあるが、具体的な日程は公表されていない。下院には、機密扱いで日程を伝えるという。

なお、7月2日には、オランダの新内閣が活動を開始する。

これに先立ち、オロングレン蘭国防相は以前、ウクルインフォルムへのインタビューの際に、オランダはウクライナに合計24機の「F16」を提供するつもりだと発言していた

また同氏は、同機供与はウクライナ、デンマーク、米国、その他の国との共同作業だと述べていた。

今夏には、まずデンマークが、それからオランダが「F16」の供与を始める予定となっている。