ノルウェーは戦闘機「F16」を6機ウクライナに供与する=ストーレ首相
ノルウェーのストーレ首相は10日、同国はウクライナに対して、戦闘機「F16」を6機供与する決定を採択したと発言した。
ワシントン訪問中のストーレ首相が発表した。
ストレー氏は、「ウクライナの空撃に対する自衛能力はロシアとの戦いにおいて決定的な意味を持つ。ノルウェーは、ウクライナに戦闘機『F16』を6機供与することを決定した。私たちは、2024年中に航空機供与を開始する予定だ」と発言した。
そして同氏は、ノルウェーはまたウクライナ軍航空機操縦士の訓練も継続していくと述べた。同氏は、「ロシアは戦争初期からウクライナを空から攻撃している。これらの攻撃は、ウクライナの人々に多大な苦しみを与えてきたし、著しい物的損害をもたらしてきた。戦闘機は、防空システムと一緒に、ウクライナ人をロシアの空撃から身を守ることができるようにするために極めて重要となる。ノルウェーは、2023年明らかデンマークでのウクライナ航空機操縦士の訓練に加わっており、今後も訓練措置を支持し続けている」と発言した。
これに先立ち、ゼレンシキー宇大統領は昨年8月24日、オランダ、デンマークに続き、ノルウェーも訓練後に戦闘機F16をウクライナに供与する準備があることを認めたと発言していた。