バイデン米大統領、NATO首脳会議の総括 「私はウクライナを見捨てない」

バイデン米大統領は11日、ウクライナ支援と北大西洋条約機構(NATO)強化を米国が主導していくという政策を継続する意向を改めて認めた。

バイデン大統領がワシントンNATO首脳会議後の総括記者会見の際に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

バイデン氏は、「私はウクライナを見捨てない。私はNATOを強力なままで維持する。それこそが私たちが行ってきたことであり、私たちが行い続けていくことである」と発言した。

また同氏は、米国の政策の将来は11月に選択を行う米国民にかかっているとも指摘しつつも、これは政治的問題よりもはるかに大きなことであると発言した。その際同氏は、「これは国家安全保障の問題だ」とし、政治キャンペーンの話ではなく、今後数十年に関わることなのだと強調した。

さらに同氏は、トランプ前大統領はNATOの北大西洋条約の集団安全保障に関する第5条の義務を拒否したことや、プーチン氏を「天才」と形容したことを喚起した。

写真:Anna Moneymaker/Getty Images