オランダはウクライナ軍に提供した武器でのロシア領攻撃を認めている=蘭国防相
オランダのブレケルマンス国防相は、ウクライナ軍はオランダが提供した武器を使ってロシア領内の軍事施設を攻撃して良いと発言した。
ブレケルマンス国防省がフランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング紙へのインタビュー時に発言した。
ブレケルマンス氏は、「ウクライナは自衛の権利を有している。そして、国境隣接地域やロシアの飛行場から国への攻撃が行われているなら、その国は軍事施設を狙うことができる。それは、敵のミサイルに関しても同様であり、それらもロシア領空において私たちの武器で迎撃が可能だ」と発言した。
また同氏は、その他の同盟国に対しても、そのような攻撃の距離を制限しない国際法に基づいて、オランダと同じように行動するよう呼びかけた。
その際同氏は、「国際法は距離で制限されない。自衛権は、国境から100キロ地点で終わるわけではない。私たちはウクライナに対して、作戦上の距離につき何らの制限もかけていない」とし、それはオランダがウクライナに提供する戦闘機「F16」についても同じだと指摘した。