ゼレンシキー宇大統領、露領への長射程攻撃許可につき「強力で重要な決定に期待している」

ウクライナのゼレンシキー大統領は11日、ロシア領内の目標に対する長射程兵器での攻撃許可を求める中で、パートナー国からの強力な決定に期待していると発言した。

ゼレンシキー大統領がクリミア・プラットフォーム首脳会議の際にリトアニア大統領、クロアチア首相、ラトビア首相との共同記者会見の際に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

ゼレンシキー氏は、「もし私が、私たちが長射程ミサイル使用を許可するという彼らの決定につき楽天的であるとすれば、それが私の楽天的見方ではなく、彼らの見方に左右されることは残念である。私たちは、現時点で、強力かつ重要な決定に期待している」と発言した。

また同氏は、今日米国のブリンケン国務長官と英国のラミー外相と本件につき協議を行うと発言した。

さらに同氏は、9月中にバイデン米大統領と対話を行うことにつき期待を表明した。

同時に同氏は、「しかし、私たちの毎日、毎月の米国との対話は非常に重要だ。なぜなら、彼らは私たちに最大の軍事・財政支援を提供しているからだ。私たちはその支援をあてにしているし、それなしでは勝利し得ない」と発言した。