NATOへの招待や旅団強化 ゼレンシキー宇大統領、ルッテNATO事務総長と電話会談

ウクライナのゼレンシキー大統領は5日、北大西洋条約機構(NATO)のルッテ事務総長と電話会談を行い、ウクライナにとってNATOへの招待状を得ることやウクライナの戦闘旅団への武器補充の重要性について協議した。

ゼレンシキー大統領がソーシャルメディア「X」アカウントで報告した

ゼレンシキー氏は、「ルッテNATO事務総長と話し、ブリュッセルでの『ウクライナNATO理事会』外相級会合開催につき謝意を伝えた。私は、NATOへのウクライナを招待することの重要性と私たちの戦闘旅団に弾薬、兵器、軍事技術品を適時補充することの重要性、それから冬季のロシアの空テロに対するウクライナの防衛強化の必要性について強調した」と書き込んだ。

また同氏は、戦闘旅団の適時武装のためには発表された支援パッケージの155ミリ口径砲弾、兵器、軍事技術品の不断の供給が重要だと強調した。

加えて両者は、防空システムと冬季のロシアの空テロに対するウクライナの追加強化に関するワシントンNATO首脳会合の決定の履行のためにパートナー国とより積極的に協力することで合意した。

同氏は、ルッテ氏と公正かつ安定した平和を近付けるために立場を調整していると伝え、「なぜなら、ウクライナ支援は、私たちの国だけでなく、欧州の全てのパートナーにとって決定的な意味を持つからだ。なぜなら、一国の安全保障は、皆の安全保障の基本だからだ」と伝えた。

写真:大統領府