ウクライナには効果的な安全の保証が必要 単なる署名では不十分=ゼレンシキー宇大統領

ウクライナのゼレンシキー大統領は5日、どのような国のものであれ、単なる署名や何らかの明言、安全の約束では不十分であり、必要なのは効果的な保証だと発言した。

ゼレンシキー大統領がブダペスト覚書署名から30周年に関連して発言した

ゼレンシキー氏は、「もう1つ、署名された時は大きな意味を持っていたが、現在では多くの言葉にすら値しないものについて。今日、ブダペスト覚書が30周年である。戦争の10年、1日たりとこの文書は機能しなかった。そして、そのせいで、それがどんな国のものであれ、単なる署名、何らかの明言、安全の約束では、不十分なのだということを、世界の1に一人一人が知っていくことになる」と発言した。

同氏はまた、その点で必要なのは効果的な保証であるとし、つまり現実的な同盟、国内の現実的な安全保障の基盤、自衛と敵の抑止を可能にする武器、困難な時でも耐え抜く結束が必要だと発言した。

そして同志は、「安全保障の要素1つ1つについて作業している。助けてくれている皆に感謝する! それら全てを実現している私たちの人々皆に感謝する! ウクライナに栄光あれ!」と発言した。

写真:大統領府