ウクライナでの動員兵の訓練機関は2か月に伸ばされる予定=シルシキー軍総司令官

ウクライナ軍のシルシキー総司令官は27日、軍人訓練に関する年次総括会合を開き、前線で戦闘に参加する軍人の準備機関を2か月に延長すべきだと発言した。

シルシキー総司令官がフェイスブック・アカウントで報告した

シルシキー氏は、「軍人の訓練問題に関する年次総括会合を開いた」とし、作業にはウクライナ軍参謀本部朝、副総司令官や部隊の指揮官などが出席したと伝えた。そして同氏は、「現在、戦闘に参加する準備が2か月続くようにするための条件作りの作業をしている。なぜなら、良質な準備は、何よりも私たちの戦士の命と健康の維持だからだ」と発言した。

同氏はまた、最近の変更により、基本軍事訓練を従来の30日間ではなく、1か月半受けた軍人の最初の訓練が修了したことを喚起し、新兵のその後の部隊内でのコースは5〜14日と定められていると指摘した。

同時に同氏は、現在の戦闘烈度では、その要件は必ずしも維持されていないとも指摘した。

その際同氏は、「私は、旅団内で新兵が適合する期間を完全な14日とする必要性を強調した。指揮官は、戦闘にて兵士を守るべく、兵士を現代の戦争の課題に向けて最大限準備させる必要がある」と強調した。

会合時、シルシキー氏は、訓練に関する問題とその解決策についての報告を聞き、訓練の質改善・向上のための課題を定めたという。

写真:シルシキー軍総司令官(フェイスブック)