ウクライナのNATO加盟に反対しているのは米独など4か国=ゼレンシキー宇大統領

ウクライナのゼレンシキー大統領は16日、ウクライナの北大西洋条約機構(NATO)加盟に反対しているのは米国、ドイツ、ハンガリー、スロバキアだと発言した。

ゼレンシキー大統領がキーウを訪問したスターマー英首相との共同記者会見の際に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

ゼレンシキー氏は、「米国、ドイツ、ハンガリー、スロバキア、これらが真摯に、私たちがNATOの中に入るのを見たがってこなかった国だ。それはオープンなやりとりであり、そこには何の秘密もない。その4か国が様々な理由から今のところ、ウクライナが同盟に加わるのを想定していない」と発言した。

同時に同氏は、英国はウクライナのNATO加盟を支持していると発言した。同氏はその際、「英国はウクライナのNATO加盟を支持している。それが安全の保証の最善の選択肢であり、それは私たちの国にとってだけでなく、私たちの地域全体、欧州大西洋空間全体にとってもそうである」と発言した。

写真:大統領府