ウクライナのNATOへの道は不可逆的=ルッテNATO事務総長
北大西洋条約機構(NATO)のルッテ事務総長は15日、2024年のワシントンNATO首脳会合において採択された、ウクライナのNATO加盟が不可逆であるとの決定は、今でも有効だと発言した。
ルッテ事務総長が「私たちはウクライナ」局へのインタビュー時に発言した。
ルッテ氏は、「ウクライナのNATOへの道は不可逆的だ。ワシントン首脳会議の結果がそういうものだったし、何も変わっていない。ウクライナがある日NATOになると話した時、私たちは、それが和平合意の一部になるとは決して約束していなかった」と発言した。
また同氏は、NATOの目的は紛争の凍結ではなく、ウクライナのために「真の平和」を確保することだと発言した。
なお、ルッテ事務総長は15日オデーサを訪問し、ゼレンシキー大統領と会談していた。
2024年7月、NATOは、共同宣言にて、ウクライナのNATO加盟を不可逆的なものと形容し、ウクライナを加盟の道において支持していくことを再確認していた。