海の安全の保証でトルコが大きな役割を担うかもしれない=ゼレンシキー宇大統領
ウクライナのゼレンシキー大統領は15日、西側パートナー国の参加する「有志連合」が、海や空も含め、ウクライナに駐留することが安全の保証の一部だと発言した。
ゼレンシキー大統領がオデーサを訪問したルッテ北大西洋条約機構(NATO)事務総長との共同記者会見の際に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。
ゼレンシキー氏は、「西側パートナーたちの空、海、陸へのプレゼンス。それが『有志連合』と呼ばれている。私たちは、欧州、パリとロンドンとブリュッセルですでに会合を開いた。トルコでの会合もある。なぜなら、私たちは、海の部隊の駐留について話しているからだ。現在、黒海におけるそれらの軍の駐留の問題について話し合っている。そして私は、トルコが将来の海に関する安全の保証で真剣な場所を占める可能性があると思っている」と発言した。
また同氏は、トルコにおける協議はオデーサ、ミコライウ、何より黒海沿岸に位置するすべての町にとって非常に重要だと指摘した。
なお、ルッテ事務総長は15日オデーサを訪問し、ゼレンシキー大統領と会談していた。