ゼレンシキー大統領、ゲオルギエヴァIMF総裁と電話会談

ゼレンシキー大統領は22日、国際通貨基金(IMF)のクリスチナ・ゲオルギエヴァ総裁と電話会談を行い、ウクライナとIMFの協力について協議を行なった。

大統領府広報室が伝えた

発表には、「両者は、コロナウイルス拡散に関連したウクライナの金融・経済状況について協議した。ゼレンシキー大統領は、ゲオルギエヴァIMF総裁にウクライナの状況とCovid-19拡散防止のために採っている方策を報告した」と書かれている。

その上で、両者は今後の国内改革支援とコロナウイルス拡大に伴いウクライナ経済が直面している問題解決のためのウクライナとIMFの協力プログラム拡大について協議したとのこと。

発表には、ゼレンシキー大統領の発言として「私たちは、パンデミック(世界的感染流行)と関連する大きな経済的挑戦の中でのIMFからのウクライナ支援の額を増加することを協議した。ウクライナは、パンデミックとそれに関係する国民の経済・福祉の制限による被害を最小化するために、活発かつ迅速に行動すべきということを自覚している」と書かれている。

その他、ゲオルギエヴァIMF総裁は、自身のツイッター・アカウントにて、ゼレンシキー大統領と「非常に建設的な対話」ができたと伝えている

ゲオルギエヴァ総裁は、「今日、ウクライナのゼレンシキー大統領と非常に建設的な対話を行ない、ウクライナがCovid-19による生じているすさまじい挑戦と対峙する中でのウクライナのための私たちのサポートを表明した」と書き込んでいる。