ウクライナ農作物、9か月間で4890万トン輸出 前年比25%増

ウクライナの農作物の輸出量は、2024年1〜9月に4890万トンに達し、前年同期比で25.4%の増加となった。

ウクライナ国家関税庁広報室が伝えた

発表には、「2024年最初の9か月で、ウクライナの農産物輸出領は、25%以上、990万トン増加した。価格では、14億ドル増となった」と書かれている。

2024年9か月の合計で見ると、ウクライナは、4890万トン、105億ドルの農作物を輸出したと書かれている。

農作物の輸出増加の主な理由は、海洋輸出が再開されたことだとし、輸出全体の89%が海路を用いたものだと説明されている。

輸出の内訳は、穀物類が多く、4230万トン、価格にして71億ドルとなっているという。また、油糧種子の種子・果実も多く、500万トン、価格にして22万ドルだと報告されている。

同時に、同時期の、ウクライナへの農作物の輸入量は97万8800トンで、総額17億ドルだったという。その約半分が食用果実・ナッツ類で、46万8000トン(5億6380万ドル)。野菜類は19万4200トン(2億4660万ドル)。油糧種子は5万2000トン(3億4650万ドル)だったという。