大統領:ウクライナ防衛者の日は、男性だけの祝日ではない

ポロシェンコ大統領は、10月14日の「ウクライナ防衛者の日」は、性別の違いにもとづく祝日ではなく、ウクライナを防衛する男性と女性を祝福する日であると強調した。

14日、大統領が、イヴァン・ボフン記念キーウ(キエフ)軍事学校卒業者の忠誠記念式典において発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

ポロシェンコ大統領は、「この祝日は、性別の差で分けられるものではなく、男性だけの祝日ではありません。5万5000人の女性がウクライナ軍に加わっていることが、それをよく示しています。その数は、もっと増えなければなりません。おととい、軍役従事の際の平等な権利と可能性の保障に関する法律に署名しました。私たちは、軍の予備兵、また、軍役に参加する女性の活動への不当な制限を解除しました。私たちは、女性も男性と同様に軍の要職と称号を平等に得られる原則を適用しました」と発言した。

加えて、大統領は、今日、軍役義務履行時の同等な責任も法で保障されていることを明言した。

そして、大統領は、10月13日、保安庁(SBU)軍事医療局局長であるリュドミラ・シュハレイをウクライナで初めての女性の将校とする大統領令に署名したことを指摘した。

ポロシェンコ大統領は、2014年に最高会議(国会)が、自身のイニシアティブを支持し、ウクライナの行事の重要な変更に関わる決定をしたと指摘し、「私たちは、『ウクライナ防衛者の日』をその時適用したのです。先週、主要な世論調査会社の一つが、この新しい祝日に関する国民の意識調査の結果を発表しました。64%がこの新しい祝日を支持していることがわかりました。一見すると、私たちが期待していたほどには多くないように見えます。しかし、忘れないでください。この日が公式祝日となったのは、たった4年前のことなのです」と述べた。

大統領は、64%という数字は、社会の軍に対する信頼の高さを示すものだとみなすべきだと指摘し、この数字が年々増えていくことを期待すると述べた。