ポロシェンコ大統領、汚職疑惑のフラドコウシキー国家安全保障国防会議第一副書記を解任

ポロシェンコ大統領は、オレフ・フラドコウシキー国家安全保障国防会議（ＮＳＤＣ）第一副書記を解任する大統領令に署名した。

４日、同大統領が、ミコライウ州地域発展評議会の会合にて発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

大統領は、「今朝、飛行機に乗る前に、私は、オレフ・フラドコウシキー解任の大統領令に署名した」と発言した。

大統領はまた、フラドコウシキーは、軍事技術協力・輸出管理省庁横断委員会委員長のポストからも解任されたと伝えた。

本件は、２月２５日、テレビ番組「我々のお金」にBihus.infoの記者であるレーシャ・イヴァノヴァ氏が、ウクライナの防衛分野における「何億フリヴニャもの資金洗浄を行う長年の汚職スキーム」の存在を伝え、その汚職にオレフ・フラドコウシキーＮＳＤＣ第一副書記、その息子のイーホル、及び国営防衛企業「ウクルオボロンプロム」社幹部の関与を指摘したことに関係する。

これを受けて、ポロシェンコ大統領は、フラドコウシキーＮＳＤＣ第一副書記の停職を支持し、治安機関に報道内容を調査するように指示していた。