州間の旅客輸送は6月1日から再開、航空機は6月15日から=インフラ相
州間の自動車・鉄道による旅客輸送は、該当地域にて条件が満たされた場合、6月1日から再開される。
20日、ウラディスラウ・クリクリー・インフラ相がテレグラム・チャンネルにて発表した。
クリクリー大臣は、閣僚会議(内閣)会合結果として、「6月1日から、鉄道による市内、地域内、長距離州内、州間の旅客輸送が再開。6月1日から、自動車による州間旅客輸送が再開」と伝えた。
大臣はまた、5月22日から、自動車による市内、近郊、週内、国際旅客輸送(定期・不定期とも)が再開されると伝えた。
更に大臣は、5月25日から、地下鉄による旅客輸送が再開され、また6月15日からは、旅客輸送を行う航空機の発着が再開されると発表した。
同時に大臣は、「マスク着用、従業員の体温測定、恒常的消毒という安全上の義務要件は変わらない」と強調した。
大臣は、防疫措置自体の期間は、6月22日まで延長されたことを喚起した。
更に大臣は、旅客輸送の再開の条件として、とりわけ、人口10万人に対して過去7日間、新型コロナウイルス感染(COVID-19)の平均事例数が12件未満であり、検査件数が12件以上であり、地域内のCOVID-19患者による病床使用率が50%未満である場合だと伝えた。
また、州間旅客輸送の場合、移動先の州にて防疫措置の緩和が行われていなければ、乗客による輸送車両の座席の利用は50%までしか認められず、前後と横の席を空席としなければならないと説明された。
これに先立ち、同日、閣僚会議(内閣)は、感染状況に応じて地域ごとに異なる防疫措置を適用する「適合防疫期間」を6月22日まで施行する決定を採択している。