ウクライナはEU連合協定の義務を58%を履行=副首相

ステファニシナ欧州・欧州大西洋統合担当副首相は22日、ウクライナは欧州連合(EU)との連合協定の義務を5年間で58%履行したと発言した。

ステファニシナ副首相がウクライナEU連合協定履行調整委員会会合にて発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

ステファニシナ副首相は、ウクライナEU連合協定の履行は、約8000の課題からなる協定履行計画により定められたウクライナとEUの約2000の義務で構成されていると述べた。副首相は、ウクライナでは、同協定が想定する協力の全24の分野の進捗状況がリアルタイムで反映される情報分析サイト「協定の脈拍」が運営されていると喚起した。

同氏は、その上で、10年間の履行が想定されているウクライナ側義務の58%が過去5年間ですでに履行されていると報告し、特にそのうちの25%は2021年に履行されたものだと指摘した。

とりわけ、履行の進捗が大きいのは、政治対話、国家安全保障、国防​(89%)、司法、自由、治安、人権(87%)、貿易における技術的障害除去(85%)、人文政策(85%)、国家調達(85%)、企業分野(83%)だと説明された。

なお、10月12日、キーウ(キエフ)にて、第23回ウクライナEU首脳会談が開催される。