ウクライナ官製スマホアプリ「ジーヤ」、外国籍者の利用を可能にすべく関係省庁が作業
ウクライナ閣僚会議(内閣)は、10日の閣議において、官製スマホ用アプリ「ジーヤ」に、外国籍者の短期滞在証明書・永住証明書でもアクセスを可能にする実験的プロジェクトを支持した。
国家移民局がフェイスブック・アカウントにて伝えた。
発表には、11月10日の閣議にて、同実験的プロジェクトが支持されたと書かれている。
同プロジェクトの実現のために、移民局、外務省、デジタル移行省が共同で、統一国家サービスポータルサイトとアプリ・ジーヤにおける情報の形成・反映の技術的作業を行っていると伝えた。
同局は、短期滞在証明書と永住証明書のデジタル版が作成されることで、外国籍者と無国籍者は、ウクライナ国民の電子身分証明書と同様の機能を持つ、生体認証証明書を取得可能となると説明している。
加えて、同局は、この実験的プロジェクトにより、外国籍者のウクライナ滞在はより快適となり、またウクライナの国際的な肯定的イメージが強化されるだろうと指摘している。