アフメトフ氏、ゼレンシキー大統領による国家転覆疑惑発言を否定
ウクライナの大富豪(オリガルヒ)として知られるリナト・アフメトフ氏は、26日のゼレンシキー大統領が発言した、同氏が国家転覆計画に巻き込まれているとする情報を否定した。
アフメトフ氏の広報担当を務めるアンナ・テレホヴァ氏がフェイスブック・アカウントに同氏の声明を掲載した。
声明には、「ヴォロディーミル・ゼレンシキー氏が発表した、あたかも私が何らかの国家転覆に巻き込まれているとする情報は、全くの嘘である。大統領がどのような動機を有していたかは関係なく、この嘘の拡散は私を憤慨させている。私の立場は、これまでも今後も一つ、独立して民主的で、クリミアと私の故郷ドンバスを含めた一体のウクライナである(編集注:それを支持するの意)。私の行動は、それを確認するものだ」と発言した。
これに先立ち、同日、ゼレンシキー大統領は、大型記者会見の際に、ウクライナの特殊機関は、ウクライナとロシアの人物がアフメトフ氏を国家転覆に参加させる可能性について協議していたことを示す情報があると発言していた。