ゼレンシキー大統領、クリミア・プラットフォームの国際機関化に期待

ゼレンシキー大統領は1日、被占領下クリミアの諸問題の協議・分析を行うイニシアティブ「クリミア・プラットフォーム」が将来国際機関の地位を得られることを期待していると発言した。

ゼレンシキー大統領が最高会議(国会)における年次教書演説の際に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

大統領は、「クリミア・プラットフォームは、国際総会決議にて記述される。私たちは、同プラットフォームが国際機関の公的地位を得られることを期待している」と発言した。

さらに大統領は、今年8月23日のクリミア・プラットフォーム第1回首脳会談の際に、G7や欧州連合(EU)やその加盟国はじめ、46か国の代表者が出席し、さらにNATO、OSCE、欧州評議会の幹部も参加したことを喚起した。

大統領はまた、同首脳会談において、クリミア脱占領問題が最も高い国際レベルで協議されたと指摘し、「私たちは、クリミアを世界の議題に戻したのだ」と強調した。