ゼレンシキー大統領、ショルツ新独首相の就任を歓迎
ウクライナのゼレンシキー大統領は8日、ドイツ首相に就任したオラフ・ショルツ氏を歓迎した。
ゼレンシキー大統領がツイッター・アカウントに書き込んだ。
大統領は、「ショルツ氏とドイツ新政府の業務開始を歓迎する! 私は、ウクライナの領土一体性回復、エネルギー協力の発展、ウクライナの欧州連合(EU)・北大西洋条約機構(NATO)へ向けた動きにて共に仕事を行う準備ができている。建設的な対話と期待し、また私たちの会談を待っている」と書き込んだ。
また、クレーバ宇外相も、ベーアボック新独外相に対して、その就任を歓迎するツイートを公開した。外相は、「ベーアボック氏に、ドイツ初の女性外相というその歴史的任命を歓迎する。ともに緊密に仕事をすること、ウクライナ・ドイツ・パートナーシップをさらに強化していくことを楽しみにしている」と伝えた。
なお、12月8日、ドイツ国会は、ドイツ社会民主党のオラフ・ショルツ氏を首相に選出した。7日には、社会民主党、緑の党、自由民主党の3党による連立協約への署名が行われていた。
なお、ショルツ氏は7日、現在のロシア軍のウクライナ周辺の集結に関連し、ロシア連邦によるウクライナ侵攻は受け入れられないものだと発言している。同時に、ウクライナが反対している「ノルド・ストリーム2」の稼働に関しては、ショルツ氏は、ドイツはウクライナのガス輸送の役割を維持すること、ウクライナを通じたガス輸送の契約延長を求めていくとのみ発言している。