ゼレンシキー宇大統領、米露首脳会談開催を肯定的に評価
ゼレンシキー大統領は8日、バイデン米大統領とプーチン露大統領のオンライン協議が前日開催されたことを肯定的に評価しつつ、同時に詳細なコメントは9日の自身とバイデン氏の電話会談後に行うと発言した。
ゼレンシキー大統領がキーウ(キエフ)訪問中のブレンコヴィチ・クロアチア首相との共同記者会見時に発言した。
ゼレンシキー氏は、「概して、私は、米大統領がロシア連邦大統領と話したことは肯定的だと思っている。その対話の詳細については、私は、明日米大統領と話をした後にコメントしたい。米国は常に、ウクライナを、私たちの主権と独立を支持してきたし、私たちには(米主要)2党のサポートがあるのだが、しかし、最も重要なことは、バイデン大統領個人による東部戦争解決への本当の対応、個人の役割を目にすることである。私は、それが最も重要だと思っている」と発言した。
これに先立ち、バイデン米大統領は8日、プーチン露大統領とオンライン協議を実施し、ロシア側にウクライナ周辺のロシア軍の増強につき、各国の懸念を伝えた。
なお、9日には、バイデン氏とゼレンシキー氏の電話会談が予定されている。
写真:大統領府