エルドアン・トルコ大統領、ウクライナ・ロシアの仲介役を再提案
エルドアン・トルコ大統領は、トルコはウクライナとロシアの間の緊張を低減するために最大限のサポートを提供し、また両国が受け入れられるフォーマットで仲介役を担う準備があると改めて発言した。
エルドアン・トルコ大統領がカタール訪問の結果についての記者会見時に発言した。トルコ紙「ジュムフリイェト」が報じた。
エルドアン氏は、「私たちは、過去数週間高まっているロシアとウクライナの緊張を低減し、対話のチャンネルを調整するために、最大限のサポートを提供する準備がある。双方の同意を得た上で、私たちは、受け入れ可能などんなフォーマットにおいてでも、支援、仲介、サポートを提案することができる。私たちは、迷うことなく、地域の平和のために貢献する」と発言した。
またエルドアン氏は、緊張がこれ以上高まらないこと、地域の安定が維持されることを期待していると述べた。
なお、エルドアン・トルコ大統領は、11月29日に、ウクライナ東部の情勢解決のために仲介者として加わる準備があると発言していた。
これに対して、12月1日、ザハロヴァ・ロシア外務報道官は、「ロシアとウクライナの間でトルコが仲介役を担うという話はあり得ない」として、エルドアン大統領の提案を断っている。