ロシアのウクライナ再侵攻は国際法なき時代の始まりとなる=ウクライナ国防相

ウクライナのオレクシー・レズニコウ国防相は、ロシアによるウクライナへの再侵攻は、現在の世界の終わりと国際法なき新しい時代の始まりを示すことになると発言した。

レズニコウ氏がフィナンシャル・タイムズへコメントした

同氏はまた、ウクライナ国境沿いには現在兵力約10万のロシア軍部隊が展開しており、これは今年の春と夏と同程度の兵力だと指摘しつつ、他方でロシアは兵力17万5000人分の兵営キャンプを築いているとし、多くのテントが設置されているが、どうやら全てに人が入っているわけではないと発言した。

その他同氏は、その戦争は欧州にとっても困難となるとし、何百万人のウクライナ国民がEUへ逃げる可能性があること、ウクライナからの大型穀物輸出が脅威にさらされることを指摘した。

なお、レズニコウ氏は、6日公開のCNNのインタビューにて、ロシアが再侵攻した場合も。ロシアが勝利するとは思わない、血まみれの殺し合いが生じるだろうと発言していた。