マクロン仏大統領、ゼレンシキー宇大統領にプーチン露大統領との会談内容を報告
マクロン仏大統領は15日、ゼレンシキー大統領との会談時、前日のプーチン露大統領との電話会談時にウクライナの主権と領土一体性へのコミットメントを確認したことを伝えた。
マクロン仏大統領がツイッター・アカウントにて伝えた。
マクロン氏は、「私は昨日、ウラジーミル・プーチン露大統領に対してウクライナの主権と領土一体性への私たちのコミットメントを確認した。ミンスク諸合意は、尊重しなければならない。ヴォロディーミル・ゼレンシキー大統領へは、私はフランスによる人道方策への支持を確認した」と書き込んだ。
同氏はまた、「私たちは、ドンバス紛争の持続可能な解決を見つけなければならない。ドイツとフランスは、本件につき、ノルマンディ・フォーマット(編集注:ロシア・ウクライナ紛争解決を協議する独仏宇露4国のフォーマット)の枠内での仲介を継続する」と書き込んだ。
なお、ゼレンシキー大統領は、15、16日、東方パートナーシップ首脳会談へ出席するためにブリュッセルを訪問している。
ゼレンシキー大統領は15日、ショルツ独首相とマクロン仏大統領と3者会談を行い、ウクライナ東部情勢を協議した上で、ロシア連邦に対して、ロシア・ウクライナ紛争解決協議を行うノルマンディ・フォーマット(独仏宇露4国)における建設的な作業を再開するよう要請している。
写真:マクロン仏大統領(ツイッター)