「ウクライナをNATOに押しやったのはロシア」=ゼレンシキー大統領

ウクライナのゼレンシキー大統領は、2014年に戦争を開始したロシア連邦こそが、ウクライナを北大西洋条約機構(NATO)加盟に押しやったのだとする見方を示した。

16日、ゼレンシキー大統領がストルテンベルグNATO事務総長との会談後共同記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

大統領は、「私は、2014年以降、戦争開始後、ロシアがウクライナをNATOに押しやったのだと思っている。思うに、今日ロシアは、ウクライナにとってのNATOへのその複雑な道を築いているのだ」と発言した。

続けて大統領は、ロシアの侵略が始まってから、ウクライナ国民の間のNATO加盟の支持が増えていると指摘した。

なお、ゼレンシキー大統領は、15、16日、東方パートナーシップ首脳会談に出席するためにブリュッセルを訪問している。