ウクライナ、18歳以上へのブースター接種開始
ウクライナ保健省は、6日から18歳以上を対象にコロナワクチンのブースター接種を始めている。
6日、保健省がフェイスブック・アカウントにて伝えた。
保健省は、ワクチン接種完了後から6か月が経過した18歳以上の希望者全員に対して、コロナワクチンのブースター接種を受けることを認めたと発表した。
また同省は、ブースター接種にはmRNAワクチン(モデルナ及びコミルナティ/ファイザー)の仕様が優先されると説明している。中国科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)製ワクチン「コロナバック」を接種した人には、ブースター接種はファイザーの接種を推奨すると伝えた。
同時に、mRNAワクチンが不在の場合には、許可されるその他のワクチンでのブースター接種も可能だとのこと。
ブースター接種を受けた場合、ワクチン接種証明書の期限は、接種日から270日間有効となる。証明書は、2022年1月末に官製ポータルサイト「ジーヤ」にて発行可能となる。
本件につき、10日、保健省のマリヤ・カルチェヴィチ次官は、1+1局出演時、ブースター接種は、ワクチン接種完了から6か月経過していれば、どこでも接種可能だと伝えた。
同氏は、「6か月が過ぎている人なら、本人の希望あるいは、ホームドクターの招待で接種可能だ。接種ポイント、あるいは大規模接種センターにて申請できる。ウクライナには現時点で再接種、人々が3回目の接種を受けるのに十分な数のワクチンがある」と伝えた。