マクロン仏大統領、ウクライナの「フィンランド化」について話したとの報道を否定

マクロン仏大統領は8日、プーチン露大統領とウクライナの「フィンランド化」について話したとする報道を否定した。なお、フィンランド化とは、フィンランドのようにウクライナが北大西洋条約機構(NATO)に加盟しない案を指す。

キーウ(キエフ)訪問中のマクロン仏大統領がゼレンシキー大統領との共同記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

ブルームバーグの記者が、仏メディアがマクロン氏がウクライナの「フィンランド化」可能性について発言したと報じたことにつき尋ねると、マクロン氏は「私はその言葉は使っていない」と否定した。

これに先立ち、仏ル・フィガロ紙は、マクロン氏が記者団に対して、プーチン露大統領との協議の議題の一つは、ウクライナのフィンランド化案だと発言したことを報じていた。

また、仏ルモンド紙も、マクロンがフィンランド化について話していたと報じていた。