ウクライナ外務省「これは戦争行為 国際社会は速やかに行動を」

ウクライナ外務省は、国際社会に対して、ロシア連邦のウクライナに対する侵略を止めるべく、迅速に攻撃し、新たな制裁パッケージを発動するよう要請した。

ウクライナ外務省がフェイスブック・アカウントに声明を掲載した

外務省は、「ウラジーミル・プーチン・ロシア連邦大統領は、ウクライナに対して新たな侵略の波の開始を発表した。(中略)ロシア軍は、一時的被占領下ドンバス・クリミアや、北東地域(編集注:ベラルーシ)を含む、さまざまな方向から、ウクライナの平和な町への攻撃を行っている。これは、戦争行為であり、ウクライナの主権と領土一体性への攻撃であり、国連憲章と国際法の基本的規範と原則への著しい違反である」と発表した。

外務省はまた、ウクライナは国際法に従って自衛権を行使すると伝えた。

さらに外務省は、「私たちの防衛者たちは、侵略国に対して断固とした反撃を加える準備があり、あらゆる力でウクライナの大地を守っていく。ウクライナは、国際社会に対して速やかに行動するよう要請する。ウラジーミル・プーチンのウクライナに対する侵略を止めることができるのは、団結した断固とした行動だけだ。パートナーたちは、速やかに新たな制裁パッケージを発効すべきである」と強調した。

さらに外務省は、諸外国政府に対して、ウクライナの防衛力の強化のために武器・機材の供与を継続するよう要請している。

声明は、「私たちの共通の対応に、今、ウクライナ国民の安全だけでなく、欧州全体の市民の安全、世界の秩序の未来がかかっている」と締められている。