ウクライナ独立記念日、米英日EU大使がお祝いのメッセージ
8月24日に独立記念日を迎えているウクライナでは、駐在する各国の大使がツイッター・アカウントにてお祝いのメッセージを発出した。
ブリンク米大使は、3か月前にウクライナへ到着してから、多くのウクライナ人と会って、彼らの勇敢さを示すストーリーに鼓舞されてきたと伝えた。
また、同氏は、「今日、あなた方の国家のお祝いである独立記念日にて、私は、あなた方が私たちの共通の価値を揺らぐことなく守っていることにて、ウクライナ人皆に感動している。米国はあなた方を必要なだけずっと支えていく」と発言した。
シモンズ英大使は、独立記念日を好いており、毎年この日を待っているが、今日はこのお祝いの日がロシアの戦争により陰ってしまっていると発言した。
同氏はまた、ロシア軍が血痕を残したブチャ、イルピン、チェルニヒウなどを訪れて、この戦争が実に凄惨であることを確認することができたと伝えた。
同時に同氏は、「しかし、ウクライナ人は敵に尊厳ある反撃を加えている。それが私たちを鼓舞しており、私たちの同盟者たちとともに、私たちはあなた方の闘いでの支援のためにあらゆる可能なことを行っている」と発言した。
そして、同氏は、その支援は武器、軍人の訓練、制裁、人道支援を含むものだと指摘した。
松田日本大使は、日本はウクライナとともにあるとし、日本はこれまで通り一貫してウクライナの主権と領土一体性を支持していくと伝えた。
また、松田氏は、日本はウクライナの復興・再建のために協力をしていくと発言した。
マーシカス欧州連合(EU)大使は、31回目のウクライナ独立記念日は、これまでのいずれのものとも似ていないとし、それは現在毎日が、ロシアの蛮行の犠牲者となった死者や、近親者や家を失った人を思い返す悲しみの日でもあるからだと指摘した。
また同氏は、今回の独立記念日は、ウクライナがEU加盟候補国となってから初めての独立記念日であることを喚起した他、EUはウクライナ国家、国民、軍人を支援しており、ウクライナ軍の必要なもののために数十億ユーロを提供していると伝えた。
同氏は、「EUは、ロシア侵略との戦いにおいても、復興においても、EU加盟への道においても、ウクライナを支え続けていく。なぜなら、私たちは一つの家族だからだ。私たちは、同じ価値を共有しており、全体主義の闇の中ではなく、民主主義と繁栄の中に生きたいと願っているからだ。私たちは一緒で、欧州なのだ」と強調した。
なお、8月24日、ウクライナは独立記念日を迎えている。