「平和サミット」開催は来年2月になるかもしれない=ウクライナ政権高官

ウクライナのジョウクヴァ大統領府副長官は、ウクライナが主導する「グローバル平和サミット」の開催時期は来年2月になるかもしれないとの見方を示した。

ロイター通信がジョウクヴァ大統領府副長官の発言を報じた

同氏は、ウクライナはまず、4回目の国家安全保障担当首脳補佐官級会合を11月末か12月初頭に開催する予定だと伝えた。

同氏は、その後、「『グローバル(平和)サミット』は2024年2月に開催されるかもしれない。(中略)サミットは、必ず開かれるし、それはウクライナの『平和の公式』の実際的実現の象徴的開始となり、その道でそれまでに達成された全ての結果の総括を行うものとなる」と発言した。

その他同氏は、中東情勢は地域の国々の優先課題に影響を及ぼしているが、他方で、10月にマルタで開催された第3回「平和の公式」補佐官級会合には、サウジアラビア、バーレーン、カタールの代表者も出席したと伝えた。

そして同氏は、「私たちには、『サミットのためのサミット』は必要ない。私たちは、グローバルサウスの首脳たちを最大限後半に関与させることにつき話している。そのため、私たちは、サミット開催の時と場所を綿密に熟考しなければならない」と指摘した。

なお、10月28、29日、マルタにて、露宇戦争に関するウクライナ提案の和平イニシアティブ「平和の公式」を協議する第3回首脳補佐官級会合が開催されて、66の国・国際機関の代表者が出席していた。日本からは、秋葉国家安全保障局長が出席した。