クリミアでのゼレンシキー大統領のメッセージ放送につき、ウクライナ情報総局がコメント

ウクライナ国防省傘下情報総局は、11月29日の夜にウクライナ領一時的被占領下クリミアにおいて、ゼレンシキー宇大統領のメッセージがテレビで放送されたことにつき、それは計画されていた情報面での作業だと伝えた。

30日、情報総局内の関係者がウクライナの公共放送局「ススピーリネ」に伝えた

関係者は、「ゼレンシキー大統領の呼びかけがクリミアのテレビで放送されたのは、ウクライナ領の半島にて国防省情報総局により計画されていた情報面の作業である」と発言した。

なお、11月29日、ロシアのテレビ局の番組の代わりに、ゼレンシキー大統領が今年10月24日の「クリミア・プラットフォーム」のイベントで行った呼びかけが放送されていた。

放送された動画では、ゼレンシキー大統領は「私たちの大地におけるロシアのプレゼンスが永遠でないことを、あなた方皆が感じている。私はそれを知っている。ウクライナは、自国の領土と人を取り戻す」と発言していた。

またゼレンシキー大統領の発言の他に、ザルジュニー・ウクライナ軍総司令官や、ブダーノウ情報総局局長の発言も報じられていたという。