米議会によるウクライナ支援採択に向けたウクライナ側の作業は続いている=クレーバ宇外相

ウクライナのクレーバ外相は5日、米国議会にてウクライナへの支援が採択されるようにするウクライナ側の作業は今も続いていると発言した。

クレーバ外相がキーウを訪問したブラウンス・スロット・オランダ外相との共同記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

クレーバ氏は、先週北大西洋条約機構(NATO)外相級会合時に行われた米ブリンケン国務長官との対話における「良い部分」は、正にそのテーマに関するものだったと発言した。

そして同氏は、「作業は止まっておらず、行われている。(中略)私が同僚から聞いたことは、希望を与えるものだが、しかし、その決定は米国政治、米国議会が行うものだ。私たちは彼らにそれを任せるが、しかし、ウクライナ側からは、その決定が適時採択されるようにするべく、あらゆるレベルで作業が続いている」と発言した。

また同氏は、欧州連合(EU)の2024〜2027年の多年次予算にて総額500億ユーロとなるウクライナ基金が設置される決定が採択され、ウクライナにおけるマクロ財政安定性が維持されると考えられるだけの根拠があるとも発言した。