「プランBはなく、支援継続のプランAの実現を確信している」=クレーバ宇外相

ウクライナのクレーバ外相は、同国は西側支援が継続するという「プランA」に確信を抱いており、その代替となる「プランB」はないと発言した。

クレーバ外相が米CNNへのインタビュー時に発言した

記者から、西側は軍事支援を減らした場合の計画がウクライナにはあるかと尋ねると、クレーバ氏は、「私たちには『プランB』はない。私たちは『プランA』に確信を抱いている。ウクライナは、アクセス可能なリソースでずっと戦っていく」と答えた。

クレーバ氏はまた、ロシアがウクライナにおいて仮に勝利した場合、全世界のその他の首脳たちは、ロシアの先例を見習う欲求に駆られることになり、それは米国にとって今よりはるかに高い代償が生じるだろうと指摘した。同氏は、プーチンがウクライナで成功を達したところで、彼は北大西洋条約機構(NATO)加盟国には攻撃に踏み切らないと確信している人たちは、大きく誤解しており、「仕事を変えるべきだ」と強調した。

その上で同氏は、「それが私たちがプランAを信じる理由であり、プランAのために仕事をしており、私たちはそれを実現する」と発言した。

なお、クレーバ宇外相は、12月21日、米下院が活動を再開する来年1月9日以降に、米国議会がウクライナへの支援を採択する可能性があるとの見方を示していた