プーチンこそがテロによって生きている=ゼレンシキー宇大統領
ウクライナのゼレンシキー大統領は25日、プーチン露大統領がモスクワ郊外のテロ事件の背後にはウクライナの関与があると根拠なく断罪していることにつきコメントした。
ゼレンシキー大統領が同日夜の動画メッセージの際に言及した。
ゼレンシキー氏は、「今日、プーチンがまた独り言を述べ、またもテレビで中継された。またしてもウクライナを断罪した。病的で冷笑的な生き物だ。彼の周りは、彼以外は皆テロリストだ。しかし、もう20年にわたって、彼こそがテロによって生きているのだ」と指摘した。
そして、同氏は、プーチン氏とロシアの情報機関こそが「テロにとっての最大の窓」であるとし、プーチン氏がいなくなれば、テロと暴力への要求は一緒に消えてなくなるだろうと指摘した。
これに先立ち、25日、プーチン露大統領は、22日夜のモスクワ郊外でのテロ事件の犯行はイスラム過激主義者によるものと認めつつ、なおもウクライナ政権の関与を疑う発言を証拠を示さないままに重ねていた。
写真:大統領府