クレーバ宇外相、上川日本外相と会談 露軍のチェルニヒウへのミサイル攻撃につき報告
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ウクライナのクレーバ外相は18日、訪問先のイタリア南部カプリ島で日本の上川外相と会談し、前日のウクライナ北部チェルニヒウへのミサイル攻撃につき報告した他、2国間関係の発展につき協議を行った。
クレーバ外相がソーシャルメディア「X」アカウントで伝えた。
クレーバ氏は、「私は、上川外相と会い、ウクライナを心から支援してくれている日本と全ての日本の人々への感謝を伝えた。私は、日本の同僚に、少なくとも18人が殺され、78人が負傷させられた昨日のチェルニヒウの住宅街への破壊的な攻撃につき報告した。私は、上川陽子氏の心からの哀悼と攻撃への非難に感謝している」と書き込んだ。
また、両者は、ウクライナの経済復興、エネルギー面の強靭性、人道支援に特別な力点を置いた上で、「特別なグローバルパートナーシップ」と呼ばれる二国間関係を発展させる手段につき話し合ったという。
なお、クレーバ外相は18日、G7外相会合出席のためにイタリア南部カプリ島を訪問している。
これに先立ち、17日、ロシア軍は、ウクライナ北部チェルニヒウの中心部をミサイルで攻撃していた。この攻撃により民間人18名が死亡、78名が負傷したことが判明している。