ゼレンシキー宇大統領、平和サミットへアルゼンチンとアイスランドの首脳、コンスタンティノープル総主教を招待

ウクライナのゼレンシキー大統領は10日、6月にスイスで開催される「平和サミット」へアルゼンチン大統領、アイスランド首相、コンスタンティノープル全地総主教を招待したと報告した。

ゼレンシキー大統領が同日夜の動画メッセージで伝えた

ゼレンシキー氏は、「ともあれ私たちは平和サミットの準備をしており、世界の過半数がロシアを平和へと追いやることができるように、場の準備をしている。今日、私はサミットへとアルゼンチン大統領、アイスランド首相、全地総主教を招待した。私は、国際法の完全な効力を回復する願望を示している1人1人に感謝している。引き続き積極的に活動していく。全ての大陸、国々の全ての視点が平和サミットで提示されねばならない」と発言した。

また、同氏は、平和サミット準備に関する会議が開催されたとし、「サミット組織はもう取り組まれている。私たちにはもう1つ課題がある。一人一人の首脳が共通の利益のために能力を示すことができるようにすることだ。私はそれができると確信している」としつつ、ロシアはそれを失敗させようとしており、プーチンは平和サミットの成功を望んでいないと補足した。

同氏は、「彼(プーチン)が、今後も攻勢の試みや私たちのその他の首脳との合意の破綻の試みなどによって、私たちの努力を破綻させようと試みるのは明白だ。私たちは、それを看過してはならない。そのために全てのことを行うべきだ」と強調した。