ゼレンシキー宇大統領、ワシントン到着　ＮＡＴＯ首脳会議出席へ

ゼレンシキー大統領率いるウクライナ代表団は、７月９〜１１日に開催される北大西洋条約機構（ＮＡＴＯ）首脳会議に出席するためにワシントンに到着した。

ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

同日朝、ゼレンシキー大統領とオレーナ大統領夫人は、ワシントン市内のホロドモール犠牲者追悼碑で献花を行った。その際ゼレンシキー氏は地元のウクライナ人コミュニティと対話した。

同氏はその際、人々が米国にて積極的なウクライナ支援を行っていること、「ウクライナのことを忘れずにいてくれていること」や、ウクライナのＮＡＴＯへの接近を促してくれていることにつき謝意を伝え、ウクライナのＮＡＴＯ加盟は必ず生じると発言した。

ロシアによる「オフマトディト」へのミサイル攻撃は西側諸国からのウクライナ支援に影響を与えるか、との質問に対して、ゼレンシキー氏は、「ＮＡＴＯの会場では、多くの二国間会合が予定されている。優先課題は、防空システム供与だ。バイデン大統領やその他の首脳は、本件についてこれまで以上に断固に振る舞えるはずだ」と返答した。

その他同氏は、米国の支援についても謝意を表明した。

写真：ヴォロディーミル・イリチェンコ／ウクルインフォルム