ウクライナ議会、9名の新閣僚を任命
ウクライナ最高会議(国会)は5日、欧州統合担当副首相兼司法相、復興担当副首相兼自治体発展相、外相、戦略産業相、農業政策相、退役兵問題相、文化・戦略コミュニケーション相、環境相、青年・スポーツ相の9名を新たに任命した。
任命された新閣僚は以下のとおり。
・オリハ・ステファニシナ欧州統合担当副首相兼司法相(賛成253)
・オレクシー・クレーバ復興担当副首相兼自治体発展相(賛成240)
・アンドリー・シビハ外相(賛成258)
・ヘルマン・スメタニン戦略産業相(賛成247)
・ヴィタリー・コーヴァリ農業政策相(賛成251)
・ナターリヤ・カルミコヴァ退役兵問題相(賛成256)
・ミコラ・トチツィキー文化・戦略コミュニケーション相(賛成252)
・スヴィトラーナ・フリンチューク環境保護・天然資源相(賛成246)
・マトヴィー・ビードニー青年・スポーツ相(賛成239)
なお、オレクシー・クレーバ氏は、2023年1月24日以降、大統領府副長官を務めていた人物。
ヘルマン・スメタニン氏は、2023年6月28日から、「ウクライナ防衛産業(旧「ウクルオボロンプロム」)」の総裁を務めていた。
ヴィタリー・コーヴァリ氏は、2023年11月21日から国家資産基金長官を務めていた。
ナターリヤ・カルミコヴァ氏は、2023年9月27日から防衛時間を務めていた。
ミコラ・トチツィキー氏は、職業外交官。2016年から2021年までは駐欧州連合(EU)ウクライナ代表兼駐ベルギー・ウクライナ大使を、2021年から2024年まで外務次官、2024年4月以降は大統領府副長官(外政担当)を務めていた。
スヴィトラーナ・フリンチューク氏は、2023年9月5日以降、エネルギー次官を務めていた。
マトヴィー・ビードニー氏は、2023年11月9日から、青年・スポーツ相代行を務めていた。
これに先立ち、4日、最高会議は、ステファニシナ欧州・欧州大西洋統合担当副首相、カミシン戦略産業相、マリューシカ司法相、ストリレツ環境保護・天然資源相を、5日、クレーバ外相、ヴェレシチューク副首相兼一時的被占領地再統合相を解任していた。