「プーチンは時間稼ぎをしている、彼は信頼できない」=ベーアボック独外相

ドイツのベーアボック外相は1日、ロシアのプーチン氏は時間稼ぎをしており、戦闘を激化させ、ウクライナの破壊を続けていると発言した。

キーウを訪問したベーアボック独外相がシビハ宇外相との共同記者会見時に発言した。

ベーアボック氏は、ウクライナによる平和を受け入れる準備を指摘した上で、それを行っていない唯一の者はロシアのプーチン大統領であり、プーチン氏はさらなる破壊戦略を維持していると指摘した。

その際同氏は、「その点は、残念ながら、何も変わっていない。破壊がジッダにテーブルの向こう側にある目的だった。そうでなければ、攻撃してはいけないという合意があったにもかかわらず、ハルキウのエネルギーインフラへの攻撃がどうして再び生じたのかの説明ができない。重要なのは、それらのあらゆる交渉の際に、プーチンが時間稼ぎをしており、交渉から離脱しようとしており、戦いを激化させ、建物を攻撃しており、プーチンは信頼できないということを念頭に置いておくことである」と発言した。

また同氏は、公正な平和は、プーチンが、この戦争では勝てない、破壊は成功していないことを理解した時に初めて可能になると指摘した。その際同氏は、欧州の人々はそれを理解しており、強固な平和と強力なウクライナについて協議をしていると補足した。同氏はまた、欧州の人々にとっては、和平のない制裁の停止はあり得ないとも明言した。

なお、4月1日、ベーアボック独外相がウクライナを訪問した。