欧州の和平交渉への参加問題は喫緊の課題=ウクライナ外務委員長
ウクライナ最高会議(国会)のメレジュコ外務委員長は3日、欧州を和平交渉に関与させることはウクライナの立場を強化し、ロシアへの圧力を高めるものだとしつつ、ただし現在、欧州を交渉プロセスにどのように関与させるかという問題があると指摘した。
メレジュコ外務委員長がウクルインフォルムにコメントした。
メレジュコ氏は、「私は、フランスと英国を交渉プロセスに加えることは、全くもって正しい一手だと思っている。なぜなら、欧州は私たちの安全保障の重要な保証者であるし、軍事支援や金銭支援を含め、著しい支援を提供してくれているからだ。それは米国の支援すらも超えている」と発言した。
同時に同氏は、ウクライナは欧州連合(EU)の加盟候補国地位を有しており、「つまり、私たちはほぼEU加盟国なのだから、EUが交渉プロセスに積極的に加わるべきだ」との見方も示した。
さらに同氏は、欧州諸国の交渉への参加はウクライナにとって有益だとしつつ、「しかしながら、現時点で英国がいわゆる『シャトル外交』というモデルを選択しており、そのため、技術的観点でどのように欧州をそのプロセスに加えるかという問題がある」と指摘した。
そして同氏は、「私は、欧州の関与はウクライナの立場を強化するだけでなく、ロシアへの圧力も高めることになると思っている」と伝えた。
これに先立ち、ウクライナのゼレンシキー大統領は3月27日、パリでの有志連合首脳会合にて、交渉の席で欧州を代表していくのは、フランスと英国となることで合意に至ったと発表していた。