ウクライナは米国に鉱物資源合意に関する提案を渡した=ステファニシナ副首相
ウクライナのステファニシナ欧州・欧州大西洋統合担当副首相兼司法相は14日、ウクライナ代表団は米国に対して鉱物資源合意案への自分たちの提案を渡したと述べ、合意に達成するために協議が継続されることへの期待を表明した。
ステファニシナ副首相がテレビ番組出演時に発言した。
ステファニシナ氏は、「協議が行われていることは、それ自体が肯定的な兆候である。現時点で話せることは、ウクライナ代表団は、キーウで準備し、調整した全ての提案を米国側に伝える機会を得た、ということだ。それら全てが協議の対象だった」と発言した。
同士はまた、いくつかの点は合意に至ったと発言しつつ、「しかし、私は、これらの協議の後、私たちが合意に達するまで、競技が続くことを期待している。これは最終ラウンドではない、間違いなく」と指摘した。
これに先立ち、ウクライナと米国は、鉱物資源合意に向けた実際的協議を再開していた。
ウクライナのシビハ外相は8日、米国との間で準備を進めている鉱物資源合意案に関して、ウクライナはすでに自らの立場を形成したと発言し、将来の合意は互恵的なもので、双方の利益に合致しなければならないし、ウクライナの欧州統合路線に反するものであってはならないと強調していた。
ゼレンシキー大統領は9日、ウクライナと米国の間の将来の希少鉱物資源合意は両国にとって有益であるべきだとし、本件について自分に対して圧力をかけることは誰であろうと許さないと発言していた。