【世論調査】国が悪い方向に向かっていると考える回答者約50%

世論調査の結果、49%の回答者が、ウクライナが悪い方向に向かっていると回答した。良い方向に向かっていると思っている者は、30%であった。

22日、調査グループ「レイティング」社が2019年5月16~21日に実施した世論調査結果を発表した。

なお、レイティング社による同設問のこれまでの回答を並べてみると、2019年初頭から徐々に肯定的な変化が見られることがわかる。

紫が「悪い方向へ向かっている」、緑が「良い方向へ向かっている」

また、支持政党別に見ると、ブロック・ペトロ・ポロシェンコ(BPP)/連帯党の支持者と、音楽家スヴャトスラウ・ヴァカルチューク氏の政党の支持者の間で、「良い方向に進んでいる」と答える回答者が「悪い方向に進んでいる」と回答した者より多い結果となっている。

「現在、急進的変化が必要だと思うか、現状どおりが良いか、以前の状態に戻す方が良いか」との設問では、87%が急進的改革が必要、5%が現状維持、6%が以前の状態に戻すことを支持すると回答した。

黄色が「急進的変化」、青が「現状維持」、紫が「過去の状態に戻す」

今回の世論調査は、レイティング社が2019年5月16~21日にウクライナ全土の有権者2000名に対面式で実施したものであり、理論的誤差は±2.2%であると発表されている。