ハルキウ市にて空軍輸送機墜落事故の犠牲者告別式が開催

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6日、ハルキウ市の自由広場にて、9月25日のチュフイウ市近郊の航空機墜落事故犠牲者の告別式が開催された。

ウクルインフォルムの記者が伝えた。

式典には、ゼレンシキー大統領夫妻、イェルマーク大統領府長官、タラン国防相、ホムチャーク・ウクライナ軍総司令官、クチェル・ハルキウ州行政府長官らが出席した。

25名の士官候補生・将校の遺体が遺族の待つ広場へ到着すると、亡くなった犠牲者一人一人の名前が読み上げられた。その後、棺は黄・青の国旗に包まれた。軍のオーケストラが国歌を演奏すると、広場上空を軍用機のIl-76とSu-27が飛行した。

黙祷時、中継映像では、被害者一人一人の生前の写真が映し出された。

式典後、ハルキウ市民が棺のあった場所の遺影へ近寄り、献花を行っていた。

写真:ヴャチェスラウ・マジイェウシキー/ウクルインフォルム

これに先立ち、25日、ハルキウ州チュフイウ市近くにて、ウクライナ空軍の輸送機An-26が墜落。27名(将校7名、ハルキウ国立空軍大学士官候補生20名)中25名が現場で、1名が病院で亡くなっていた。

写真:大統領府