ロシア占領者、ヘルソン市で武器を使って「テロ掃討」を演出=州議員
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ウクライナ南部ヘルソン州のソボレウシキー州議会議員は、ロシアが占領を続けるヘルソン市にて、占領者が「反テロ作戦」に見せかけて武器を使った挑発を行ったと報告した。
18日、ソボレウシキー議員がテレグラム・チャンネルにて報告した。
ソボレウシキー氏は、「昨日(17日)の夜、ヘルソン市の実質的中心部で、オークたち(編集注:ロシア兵の蔑称)が反テロ作戦実施のふりをした武力挑発を行った」と伝えた。
同氏は、ロシアのプロパガンダ撮影班は、ビデオカメラを持って装甲車よりも先に「作戦現場」に到着し、その見世物を最初から最後まで撮影することができていたと指摘した。
加えて同氏は、「幸いなことに、私たちの情報では、一般市民の中には犠牲者は出ていない。オークたちには、前線の不成功から注意を逸らす必要があるのであり、そのため、残念なことに、市内での見世物が必要なのであり、おそらく、これが最後ではないだろう」と説明した。
写真:ソボレウシキー・ヘルソン州議院議員