ウクライナの正教会とギリシャ・カトリック教会、教会暦改革を協議
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24日、ウクライナ・ギリシャ・カトリック教会のスヴャトスラウ首位大司教とエピファニー・キーウ・全ウクライナ主教(首座主教)が面会し、教会暦の改革につき話し合った。
ウクライナ・ギリシャ・カトリック教会が公式ウェブサイトで発表した。
発表には、「双方は、今年を総括しつつ、ウクライナの教会間の現状や、国家・教会間相互関係、私たちの国へのロシアの侵略、ウクライナの戦後の発展の展望、その他複数の喫緊の問題について協議した」と書かれている。
また、両教会のトップは、特に、毎年降誕祭と復活祭の前に議論となる教会の暦の改革について立場の一致に注意を向けたとし、本件を包括的に分析する共同作業部会の設置が提案されたという。
発表には、「その作業部会が、325年の第1ニケア全地公会議1700周年へ向けた準備の文脈で、2つの教会の代表と聖会議のための具体的な提案を準備することとなる」と説明されている。
なお、ウクライナでは、12月25日と1月7日の2回がクリスマスとして国家の祝日に定められている。
写真:ウクライナ・ギリシャ・カトリック教会